現在、半導体不足により自動車の生産停止や減産が起こっています。それにより、国内市場で新車の納車遅れや新型車の発売時期が遅れるなどの影響が拡大しています。

そもそも半導体って何?

電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」、そして、ある条件によって電気を通すのが「半導体」になります。

簡単に言うとこんな感じですが、詳しく調べるとかなり奥が深いです。

半導体が不足するとなぜ自動車生産に影響がでるの?

最近のクルマは電子制御やパワートレインの電動化の進展により、クルマ1台には少なくとも30個程度、多い場合には100個以上のECU(電子制御ユニット)が搭載されています。この電子制御ユニットで必要なのが半導体になります。

ちなみに半導体は、クルマ以外にもパソコン、スマートフォン、液晶テレビなどのデジタル家電、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電など、ありとあらゆる製品に搭載されているそうです。

半導体を詳しく調べる上で家電にも使われているのは、驚きでした。

現在進行形で起こっている半導体不足は、2022年以降には改善に向かうそうです。一刻も早く改善して欲しいものですね。